【ネタバレあり】海獣の子供 感想

海獣の子供見てきました。


【自分なりの考え】

妊娠中の女性(琉花)の体の中や記憶をかいた作品なのかな?と思いました。

海と空という少年は精子を表していて、琉花は卵子で
「祭り」とは出産なのかな、と。

海の水や生き物やたちは、
細胞とか羊水?

ある日、上空から流れてきた謎の人玉も精子。受精できなかった精子たち。


中盤以降、空が「思ったよりも早かった」と言って消えていくんですが、
それは出産予定日よりも早く陣痛がきて、子宮の外へでた。

そして次は海の番。2人の目の出産です。

最後らへんに、琉花が海の中で何かオーラみたいなのに包まれていて、そこへ海が入ってくる。

あのシーンは受精や着床を表していて、

次に海が消えるシーンで
琉花が「ずっと一緒にいたかったのに……!」
て言うんですが、

10ヶ月間、自分のお腹の中で育てて、ひとつだったのに、

出産とへその緒を切ることによって、自分とは別の人生(すなわち宇宙)が始まる。それが寂しかったんじゃないかと。


そして、宇宙の外には何があるかというと、また宇宙があるんですよ。空と海の宇宙(人生、世界)が始まる。

なんかそんな映画なのかなと思いました。

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わたしは映画を見る前から、
宇宙は、人間の頭の中や体の中そのものだと考えてきました。

我々もまた、誰かの体の中の細胞の一部で、故に全ての人や物、植物がひとつなのだと。
(宇宙外側すなわち誰かの体内の外側。別の人間)

だから、この映画もそれをかいたのかなぁと勝手に思いました。



なんだか書いていてわけわからんくなってきました。おやすみなさい