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三年前の自分と今を比べてみた

ざく ざくろ


コルクスタジオの作家さんたちが三年前を振り返ってはったの読むのがおもしろかったから、ウチも真似する。



2019年2月

三年前はまだインスタに漫画を投稿していた。
(桜ちゃんのやつ)


2017年にインスタで描いたエッセイがバズって書籍がでたものの、全く売れなくて仕事がこなかったのでとにかく絵の練習をしていた頃。


そしてエッセイじゃなくて創作漫画の仕事がしたかったから上の漫画を描いた。おもしれーの描いたらどっかで声かかるだろうと思って描いた。
そしたらめちゃコミさんが声をかけてくれた。ありがたい。

このときいわゆる普通の男女の恋愛物を描いたのは、その方がインスタでウケそうだから。桜ちゃんと圭介は好きだけど、特にテーマとしては興味はなかった。バズって仕事が欲しかっただけなのである。



↓因みに2017年のときの

全く資料を見てかいてなかった。関節がぐにゃぐにゃ。
「創作の快楽」だけに身を委ねて描いていたため、人が見てどう思うかはあまり考えてなかった。そして自分の絵が好きではなかった。


2018年くらい。資料をみて頑張って人間の身体を描こうとしている。



話もどして2019年10月

桜ちゃんの漫画のおかげでめちゃコミでの連載話を頂いた。テーマは「セックスレスの夫婦」の話にすることにした。

しかしこれがなかなか一話目のネームが通らなかった。
編集さんの連絡もだんだん遅くなっていって
「このままではフェードアウトコースになってしまう」と焦り、
女性漫画を分析しまくった。
分析してるとだんだんパターンがあることに気付いて、その通りに描いたらあっさりネームが通った。

めちゃコミでやってたやつ。色もいろんな人のカラーみて塗った。元々の色はもっと濃かったけど(エロ漫画ぽくぬった)、
担当さんが「女性漫画はもっと淡いほうがクリックされる」とのことで薄くなった。そのとき私は「こんなダセェ色合い好きじゃない」と切れて担当さんの電話をガチャ切りしたのだった笑


↑※最終的に「売れたい、金がたくさん欲しい」という目的を思い出したので、よりクリックしてもらえる淡い色にしてもらいました。てへ

そして肝心の漫画の内容なのだが、私は全く面白いと思ってなかった。

何故なら「普通の奥さん」がわからなくていつかどっかのドラマとかでみたテンプレートみたいな女の人を描いてしまっていたからだ。

そんでなんかうすっぺらい人間ばっかだなぁーって思ってて、なんでやろって人気の漫画と自分の漫画をずっと見比べてました。

そしたら原因の1つがわかったんですよ。うちの漫画、登場人物がハムスターなみの記憶力で、
一コマ前の感情忘れて
怒り➡︎泣き➡︎笑い
みたいな、情動MAX10でずっと動いとるんですよ。

おもろい漫画ってグラデーションの感情とか表情がうまくて、「これや!!」て思いました。

あとは夫シュヌスにずっと
「普通の女の人てどんなんや」「てか自分以外の人間がかけへん」
てずっとブツブツいうてたら、

「ざくちゃんは人をもっと観察したほうがいいよ」と言われました。

そこから人を観察するようになったというか、今まで観察してたんはしてたんですけど、
現実に観察した人を漫画の中にいれていいのやってはじめて気付きました。
(※まんま描くのはあかんけどエッセンスとしていれる)

ずっと、自分の頭の中で1から作って創作せなあかんと思ってた。


そんでセックスレス夫婦のやつが終わる頃に漫画専科に入りました。
そこでも「自分の感情を観察せぇ」言うてはって、
「え、感情すら現実のやつ混ぜてええのん」と衝撃をうけ。


いい創作とはいかに現実を観察するかによって決まるんやと思いました。
(でも私の観察の解像度はまだまだ甘ちゃん。)


まぁほんで漫画専科中に初恋、ざらり描いて、
出来事はハナクソくらいの小さい出来事でも感情を丁寧に描いて、あぁこのやり方合ってるなと。




2022年11月、現在

漫画描けてない。もはやただのうんこ製造機。でもそれでいい。

私は、一年かいたら半年休みたいのだ。それが私の精一杯なのだ。

例えばめちゃコミで描いてたとき、ざらりを描いてたとき、
そのことばかり考えて、現実がおざなりになっていたのだ。

誰かの散歩中の犬が秋の風で毛がふさふさ揺れてたり(可愛い)、

シュヌスがウチにスマホ向けてるから写真とるのかと思ってポーズしたら実は動画とってて少し恥ずかくなったりとか、

そんなかけがえのない瞬間を漫画連載中は見逃しがちになってしまうのだ。

きっと他の方は仕事をしながらもたくさんのことを観れるだろうけど、私のキャパでは難しい。

半年くらい休みながら、そんなものを集めて、また漫画に描く。自分の中の記憶や感情とからめて。

これでいいのかもしらん。


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